修理

komoron2015-02-23

今の家に引っ越す時に買った全自動洗濯機は、乾燥機能がすぐにダメになるので、何度か修理に来てもらっていたが、2年目ぐらいの4、5回目の修理の時に新しいのに交換になった。
乾燥で生乾きになる原因は、乾燥の熱風から水分を取り除くための放熱板みたいなのにホコリが溜まってしまうためだというのは、何回も修理に来てもらってわかっていた。
交換してもらって2年ぐらいは大丈夫だったので、もう大丈夫かと思っていたがやっぱりいくらホコリのフィルターを通すといっても細かいホコリが溜まっていったのか、我慢できない生乾き状態になったので修理してみることにした。
前の機種は何度も修理を見ていたので、楽勝だろうと思っていたが大変だった。
ホコリが溜まりにくいようにカバーで放熱板が覆われているのだけれど、それを外すためには前と後ろの両方からアクセスしないと外せないのだ。天板も外さないといけないし、気が付いたら元に戻せるかどうか自信無いところまで分解していた。
それでもどうにかこうにかカバーを外して放熱板とご対面。
思っていたとおり、温風の吹き付ける側の放熱板の一面がホコリで白い壁になっていた。
これでは、熱交換も何もあったものではない。早速ブラシでこすって掃除機でホコリを吸い取ってスムーズな熱交換ができるように放熱板を清掃した。
さあ、あとは組み立てるだけだと思ったのだが、ここからが大変だった。
放熱板のカバーが、立体的で、接合部が噛み込み式というのか凸凹を合わせるようになっていて、あっちがあったと思ったらこっちが合わずといった感じで、狭い作業スペースの中で四苦八苦した。
結局夜中の1時過ぎまで作業をしていたが、怒りが込み上げてきた。
どうして、こんなメンテナンスしにくい構造のカバーにしたのか、東芝の設計者を問いつめたいと本気で思った。遅かれ早かれこういう事態になるのは、素人でも想像がつくのだから、せめてメンテナンスぐらいはやりやすい構造にするぐらいの考えがなかったのか。こうして書いていても沸々と怒りが再沸騰してくる位腹が立つ。
結局、元通りには出来ず、6か所あるネジのうち1か所は留められないまま、元に戻した。
そこ以外は、思った以上にあっさりと組みあがったので、返す返すも残念だ。
陰圧になるところではないので、それほど影響はないだろうと思ったが、組み立ててからの運転はちょっとドキドキした。
結局、どうなったのかというと、思っていた以上にしっかり乾燥できるようになったので、少々心残りはあったものの、結果オーライというこうとで満足した。
本当は、分解の工程とか写真に撮ってアップすれば後に続く人の役に立つかもしれないが、まったくそんな余裕が無かった。
傷だらけの手が、その証だったりするのだ。