ハムラビ法典

komoron2011-11-06

目には目を歯には歯をという言葉で有名なハムラビ法典
まさかこんな身近にその法典を実行する人物がいるとは思わなんだ・・・

話は少し戻って10月初めのこと、我が家に犬がやってきた。
犬を飼うことは前から家族に押し切られていたので、仕方が無いが、飼うとすれば、大人しく飼いやすく、遺伝的に丈夫な雌を希望していたのだが、お願いしていたブリーダーさんところでは連続してオスしか生まれなかったので、家族がこれ以上我慢できないということで貰ってきました。
どうせおいらが最終的には面倒見なくてはいけなくなるのだからと、命名は「まろ」じゃないと嫌だ!!!と主張していたのですが、家族の大反対があり、妥協案で「まる」ということになった。志村動物園で「まろ」という犬がいるらしく、今日初めて元祖「まろ」を見て「まろ」を反対する家族の気持ちが納得いきました。
まるは気丈で、うちに来たときからも夜鳴きをすることも無く、これは良い犬を手に入れることが出来たなと思っていましたが・・・
第一の愛情表現が「咬む」ということが困ったことでした。
咬むといっても甘がみなのですが、いつしか受忍限度を越えて力強く咬みだすので、どこから叱るかといった躾の境界線に苦しみました。
咬むという本能を抑えるように、引張りっことか、追いかけっこといった行動を抑えるようにしていたのですが、なかなか矯正できません。
天罰も考えたのですが、あれもタイミングが合わないと難しいのでなかなか。
昨日、奥さんが「「まる」ちゃんの噛み癖が直ったかも?」と言ってきたので、外に出てみると、本当にカミカミが直っている!!
いったいどうしたん?と聞くと、「もう限界というところで、まるの耳に噛み付いた!」と言う答え。3回ほど噛み付いたら、噛み付かなくなったという。
確かに犬や猫の子育てを見ていると、大抵のことは親は受容しているが、あんまり噛みつきが強すぎると突き放す行動をしていた。
そういうことで社会性を身につけていくのだろうけど、2ヶ月程度で親元から離された「まる」は、その辺がまだ躾として身についていなかったのかもしれない。
「ダニとかシラミとか土壌菌」といった噛みつき攻撃を萎えさせる要因を乗り越えて、今日もおいらに興奮状態で噛み付いてきた「まる」に、躾の一撃をかましてみたのは、親としての使命感だからだろう。その後思いっきりウガイはしたが。
思っていた以上に効果があったというか、ちょっとやり過ぎた感もあったので、長男の耳で噛み付き攻撃を再現してみたが、緩めに噛み付いたはずなのに、結構痛かったという判定。もう少し緩やかに噛み付くことにした。
犬の躾で、犬に噛み付く家族が居るであろうか?
我が家の親はそうです。