シマトネリコ

komoron2010-09-14

我が家は敷地はそこそこあるものの、生えているのは雑草と、きゅうりやトマトといった野菜類。
庭があるのだから、シンボルツリーが欲しいと奥さんが言い出して、2週間前に勝手に買ってきたシマトネリコ
自分で植えるのかと思ったら、子供の誕生日が明日だから穴掘っておいてだと。ちょっとムカッとした。
更に我が家の土木用具はスコップぐらいしか無いので、適当に穴を空けてシマトネリコを放り込み、隙間に腐葉土を詰めておしまい。
シマトネリコは丈夫な木らしいのでズボラな我が家でもOKのはずだったのですが。
玄関先にあるものだから、いやでも眼に入るシマトネリコ
青々した葉を茂らせていたのですが、3,4日したあたりからどうも様子がおかしい。
近寄って見てみると葉っぱが枯れかけている。
奥さんに言ったら、「2000円ぐらいだし仕方ないか。」と既に死亡宣言。ドライだ。
なんとなーく適当に植えたのが原因かなと、罪の意識を感じて根割りでもしようとシマトネリコを掘り出したら、根っこの塊の中はほぼ乾燥状態。これが原因のようなので、軽く根割りしてたっぷりと水をやり、枯れかけた枝は切り捨て、栄養剤を4,5本突き刺して、ついでにペットボトルの水やり器で常時水分補給が出来るようにしてみた。
次の日も症状は良くならず、枯れた枝が増えたので切り取って様子をみた。
その次の日あたりから、なんとなく葉っぱの枯れが止まったような気がした。
一週間ほど経ち、葉は増えないものの枯れる気配は無く、雰囲気的に峠は越えたような気がする。
こうして世話をしていると、木なのに愛着が湧いてくるから不思議だ。
樹木に愛情を注ぐなんてのは年寄りだという偏見を持っていたが、単純に自分が年寄りの範疇に入ってしまっただけなのだろうか。
そういや、先週あたりから夏バテというか、肝臓の限界を迎えたのか、毎日しんどい。前は、お酒を飲まずにしっかり寝てれば2日もすれば復活していたのが、一週間以上しんどい状態がつづいている。
そんな自分の体調の悪さもあってか、余計木のことが気になるのかもしれない。