うちには2台車があり、そのうちの1台のレジアスを運転しての降車時にドアノブに手を触れるとバチッっと来る嫌な思いをし始めて早3ヶ月。
バチバチ君が嫌なので降車時にはドアノブに静電気除去キーフォルダーを当てるのですが、通常１，２秒で静電気マークが消えるところが放電終了までに10秒近くかかります。
冬の時期だし、着ている服も原因なのかなあと最初は暢気に考えていたのですが、季節が春になっても一向に良くなる気配は無く、それどころか最近では静電気除去キーフォルダを通してバチバチ君が来る始末。
こないだの休日に車を運転していて、ふと奥さんと静電気の話になり、どうも静電気が発生しだしたのがここ3ヶ月の間であることと、静電気にやられているのが自分だけだと思っていたら家族全員であること、うちにあるもう1台の車に乗っている時には静電気が発生しないことから、これはきっとどこかが故障してレジアスが「走るエレキテル」になってしまったのだという結論に達しました。
そうと決まれば早速トヨタのお店に助けを求めます。
出てきたお店の人にこれまでの経緯を説明するのですが、営業の人も整備の人も「そんな話は聞いたことが無い。静電気は人とシートが擦れて発生しているんですよ。」とレジアスが静電気を作っているということを認めてくれません。
話をしていても納得いく対応はしてくれそうもないので、仕方なくカー用品のお店に立ち寄り「静電気除去アンテナ」、「静電気除去クッション」、「静電気除去スプレー」の三点を買い求め使ってみました。
こんなもの、うちの走るエレキテルには通用しないだろうと思いつつ恐る恐るドアノブに静電気除去キーフォルダを当てると全く静電気マークが出ません。
信じられないので少し走ってから今度はドアノブに直接触れてみましたがバチバチ君はどこかへ消えてしまったようでした。
どうやら車の内部に相当静電気が溜まっていてそのせいで体が帯電し、降車時にバチバチ来ていたんだなあと急速に理解しました。
そう考えると、トヨタのお店の人が言っていたことは至極まっとうなことで、走るエレキテルだの妙なことを口走っては自分たちの説明を全然理解しない頓珍漢な客に閉口していたんだろうなあと思うと妙におかしくなり笑ってしまいました。
次の日のこと、レジアスのエンジンをかけようとするとバッテリーが上がってしまっていました。
あれれ？
昨日の静電気除去グッズのせいでバッテリーが放電してしまったのだろうか？そうだとしたらやはりレジアスから漏電していたのだろうか等いろいろ考えつつも、バッテリーを取り外し充電。
充電完了したバッテリーを取り付けると室内灯が明々と灯っています。
原因は奥さんが室内灯をつけっぱなしにしていたことのようでした。
慌ててトヨタのお店に行かないで良かった。(~_~;)
