マジックインキ

仕事柄よく使う筆記用具にマジックインキがある。
消毒用エタノールを噴霧しても消えないのが、マジックインキのNo.500の黒。
それ以外は細くても色が違っても消毒用アルコールで流れてしまうので必需品といっていい。
どれもこれもインクの出が悪くなったので何本か発注しようと、ネットでメーカーを調べてみたら、No.500は使い捨てじゃなくてインク補充が可能らしい。
詰め替えインクと替え芯までも販売しているようだ。
エコな姿勢に感心して、詰め替えインクと替え芯を注文した。
一番大きい詰め替えインクは16リットルだが、一生かかっても使い切れそうにないので、一番小さいサイズの詰め替えインク60mlと替え芯10本入を注文。それぞれ200円程度なのでとってもお得な感じがする。
問題は詰め替えインクを入れすぎると吸収剤から溢れたインクがボトボト出てくる危険性があるそうで、補充の加減が難しそう。
ネットで調べるとNo.500の本体は1本17gなので、秤の上でポトポトとインクを補充して、安全をみて16g前半になるようにして5本のマジックインキを再生した。ざっとだけど、替えインクは10mlぐらい使ったと思うので、あと20〜30本ぐらいは補充できるのだろうか。替え芯は状態が酷いのを1本替えただけだけだった。
しばらくマジックインキを立てた状態にして、インクを吸収剤に十分染み込ませてから書いてみたら、かすれてしまっていたマジックインキが新品のようにスラスラ書けた。インクも落ちてこなくてちょっと感動した。