久しぶりに研いでみた

家の包丁の切れ味が悪くなっていたので、久しぶりに砥石を取り出した。
前の職場では毎日のように包丁を研いでいたが、ここ何年か研いだこともないので、うまく出来るか心配だったが、こういう体で覚える技能というものは、少々ブランクがあってもなんとかなるものだ。特に研磨後にやすり棒で刃先を整える技術は、会得するのに時間が掛かったが、この技術があれば、多少研磨が雑でもどうにか調整出来るので有難い。広告の紙で切れ味を試してみたが、引っかかりも無く、スッと切れたので満足。ただ、切っ先の切れ味が今ひとつだったのが気になった。
切っ先は曲がっているので研ぐのが難しいし、使用頻度も高くないから、こんなもんでいいやと妥協したが、その日の夕方、玉ねぎのみじん切りを作る段になって、包丁の切っ先も使うことに気づいた。が、もう一度研ぎなおすのも面倒なのであきらめた。
とはいえ、包丁の切れ味は前にくらべると格段に良くなったので概ね満足できた。
夕食はミートスパゲッティだった。学生の頃はミートスパの缶詰買ってスパゲティを茹でて作ったりしていたが、今では玉ねぎを炒めるところから作れるようになった。意外と簡単な割に美味しく作れるので気に入っている。