規格

無線LANは使う周波数によって11a,11b,11gなんて規格があって、主流は11gかgを束ねて高速化した11nになっているように思う。11bはDSぐらいしか使われてないのでは?
11aは日本独自のJ52っていう規格が以前使われていたけど、今はW52・W53っていう国際規格になっている。J52の頃は独自規格だったからか11aに対応したルーターはg,bのルーターに比べて高価だったので、安いほうを買った。
新居に引越す際に11aを使ってみたくてNECの11a対応ルーターを買ったけど、11aでは接続出来ないので調べたら、X31の内蔵無線LANアダプターがJ52、NECルーターはW52/W53と同じ11aでも規格が異なっていた。
inSSIDerというソフトで我が家周辺の電波状況を調べると11gの2.4GHz帯は混雑していますが、11aはJ52の旧規格だからか周辺では使っている人がいません。だれも使ってないのなら速度面はもとよりセキュリティ面でも安心出来そうなので、11aで接続したいところなのですが、J52規格の製品は電波法だかで、ある時期から作ってはいけないということになっているようです。
仕方が無いのでオークションでJ52対応のルーターを調べていたら、よさそうなのを見つけました。ただファームウェアの書き換えでJ52からW52/W53へ変更することが出来るらしく、変更すると元へは戻せないとのこと。出品者が代理出品で詳しいことが分からなそうなのと、子機の無線LANカードが付いているので、最悪ファームアップされてJ52対応じゃなくなっても11aで使うことは出来そうなので落札。古い無線LANルーターなので、競争相手なんていないと思っていたけど、1人だけ突っかかってくる人がいた。でもわりとすぐに降りてくれたので安く済みました。
届いたルーターを初期化して、有線LANでルーターの設定画面に入り、ファームウェアのバージョンを確認。J52の最終ファームウェアで止まってくれてました。ラッキー!これで、X31の内蔵無線LANを使用することが出来ます。ルーター、ノートのセキュリティ設定をしていよいよ11aでの接続。
あれ?繋がらないっていうか、電波が全く届いてない。またしても無線LAN地獄に突き落とされるのかと思いましたが、ノートを再起動させると無事接続できました。
inSSIDerで電波状況を調べると5GHz帯独り占め状態です。回線速度を測ってみましたが、いままでは下り18M〜20Mというところでしたが23M出てます。うちのフラッグシップパソコンでも有線で23Mから調子が良くて24Mが出るかというところなので、ほとんど損失が出てない感じです。理想的な無線LAN環境が出来ました。