続インフルエンザ

月曜は朝から喉の調子がイガイガするし、関節もおかしいと思っていたら夜から夫婦そろって発熱。
翌日おいらは病院で簡易検査でA型陽性と判定。
奥さんは別の病院で簡易検査を受け陰性の判定だったので、インフルエンザじゃないですねと、先生。
問診で家族に現在インフルエンザ患者がいて、その患者と濃厚接触していて、インフルエンザ様の初期症状が出ていると説明しているのにインフルエンザじゃないとの診断。
先生、はっきり言って診断じゃないですよ、それは。
簡易キットはあくまでも診断の補助。
キットで陰性というのは単なる判定で、診断とは異なります。
この場合、陽性の可能性は捨てきれないでしょ、いろんな状況を総合判断するのが診断でしょ。
簡易キットは発症初期には偽陰性に出る可能性も少なからずあるし、鼻腔粘膜の採材が十分でないと陰性に出る確率は高まるし。
反対に、他のウイルスでも疑陽性との判定が出ることもある訳で。
とにかくもう一度検査してくれと奥さんが頼み込んで、渋々もう一度再検査。
ほら、陽性でしょ。
簡易キットの無い頃なら、地域での発生状況や家族間の感染の可能性、症状等から考えてインフルエンザって診断が出てくるだろうに。簡易キットの弊害ですね。
プラス・マイナスがキチンと出てくると、つい信用してしまうんですよね、分かるけど。

ついでに、おいらが行った病院は鼻腔粘膜からの検体採取を患者本人にさせてました。
最初、自分でやってくださいって言われたときは「えっ!」って思いました。
理由は先に述べたとおり、採材の上手下手で結構判定に違いが出てくるのです。
先生はキットの取扱説明書を見せてくれなかったけど、おいらは知っている。
普通は怖くて突っ込んだことも無いぐらい鼻腔の相当奥に綿棒を突っ込んで、しつこくグリグリやらないと検査に十分な鼻粘膜が取れないことを。
このやり方も、プロとしては如何なものかと思いました。
こういう具合に、知らないだろうと適当にやられちゃうとさすがに「お医者様の言うとおり」では済まないなと思いました。
あー、なんか最近辛口です。