棟上げ当日

komoron2008-11-23

朝から公園の草抜きの奉仕作業に向かっていると、8時前だというのに大工さん達が揃っていました。
棟梁と6人のお手伝いの大工さん、クレーンの人1名、T建設から2名という、そうそうたる面々でした。
草抜き作業は一時間ほどで終わり、自宅に帰る途中で新居の出来具合を見ると、柱は既に全て立っていて、梁の部分の作業にかかってました。
「早えーー!」と、内心びっくりしつつ帰宅。
朝方寒かったので10時の休憩にはホットコーヒーを出し、12時の食事の時にはほか弁の1500円の弁当、お茶、インスタントの味噌汁を出し、3時の休憩の頃は結構暖かくなっていたので冷たい飲み物とお菓子を出しました。
3時半になると、親戚の人や、近々家を立てる予定のある子供達の親御さん達に集まってもらい棟上式を行いました。
棟梁が祝詞を読み、四隅に清めの酒を撒いて、隅もちを投げました。
大黒という、上棟式のお供えの餅は、後ろ向きに投げるというのが決まりのようで、上の餅は上手く投げられましたが、下の大きいほうの餅は、家の周りに作った足場に当たって跳ね返って大変でしたが、どうにか無事に終了しました。
棟上げが終了したと思ったら、皆が空を見上げて指差していたので、その方向を見ると、なんと虹が出ていました。
光の加減なのか、雲のある辺りしか見えなかったのですが、レインボーマンの話を書いたりしていた因縁なのか、天国の川内先生が祝福してくださっているのかも?などと恐れ多いことを思い浮かべつつ、無事上棟式は終了しました。
大工さん達のお昼は、現場で食べるということだったので、控えめにさせてもらったので、帰りに折り詰め3000円、餅二個、酒2合瓶とご祝儀を5000円渡しました。T建設からも4人来ていたので、同じようにさせてもらいました。棟梁はご祝儀が一万円で後は皆と同じでした。
なんで、こんなに生々しい金額を書くのかというと、今回上棟式をするにあたって、結構ネットで調べたのですが、なかなかこれっていうのに当たらなかったのです。地域性みたいなのもあるのかもしれませんが、ご祝儀なんていう気持ちの表れのようなものを、キッチリ金額まで書くというのは憚られるのか、検索してもこれっていうのに当たりませんでした。棟梁の金額はお手伝いさんの3倍が相場らしいのですが、今回は人が多いのでその分棟梁の分を薄めさせてもらいました。(^_^;)
上棟式は満ち潮の時に行うもののようなので、昼過ぎに上棟式を行う場合もあるでしょうし、そんな場合だと後の仕事も無いので、豪華な祝い膳で大工さん達をおもてなしという形になるかもしれません。
今回のように上棟式の時間が遅いと、お昼に祝い膳でゆっくりというわけにもいきませんから、終わったあとで折り詰めを出したほうが良いのではないかと思ったのです。
最近では上棟式もしないところが多いそうですが、今日一日がんばってくださった方々に感謝の気持ちをお渡しするのは、双方にとってとても気持ちの良いことなのだなあと、大工さん達の汗にまみれた笑顔にただ感謝するのでした。