サイクリング

komoron2011-05-08

長女がサイクリングに行きたいというのでお付き合い。
自治会のエリア外を自転車走行するのには、保護者等の同伴が必要というルールがあるみたいなので、暇なおいらがお供です。
自分が小学生だった頃の思い出を考えてみるが、あまり自転車で外出した機会は少なかったように思える。
平日の下校時は、下校ルート外の友達んところへ立ち寄っては遊び、週末は自宅から近いところの友達んところで遊ぶっていう習慣だったからなのかな?
連休早々、近所の長女の同級生と、そのお母さん同伴で町内一周を済ませていたので、今更同じコースを回るのもどうかなと思ったものの、残されたコースはアップダウンの激しいストイックなコースだったので、前例に習うことにした。
走る前は、あまり気乗りがしてなかったのだが、走り始めるといつもは自動車で走っているコースとは違って、車の走れないようなコースなのはもとより、スピードが遅いからか、同じような順路でも日ごろ見られない景色が見えて、子供の頃に良く遊んだ海岸線が眼前に広がったりすると感動した。
県境までコンビニも無いド田舎なのに、道半ばにしてのどが渇いたと言い出す長女。
折角なので、そのコンビニまで走りました。途中いろんな突端があったりして、その当時つりをして釣り上げた魚のことを思い出したり、当時はそれなりに魚もいたなあと懐かしく思いました。
で、ようやく県境のコンビニに到着。
小学生のころの記憶ではここにはドライブインが立っていて、そこにあったゲームマシンで遊んだり、お土産商品のサンプルをつまみ食いしたりしたのもほのぼのと思い出しました。
ドリンクを購入し、あとは帰路。
だったのですが、長女が高速道路のサービスエリアに立ち寄ってお昼を食べたいと言い出しました。
丁度正午頃なのでそれも良いかなということで立ち寄った先でのメニューが、うどんバーガーだったりするといかにも讃岐らしくて良いのですが、ぴっぴ天バーガーというのを頂きました。1個380円とマクドの感覚からするとお高い感じのハンバーガーですが、この辺では薩摩揚げのようなものを天ぷらという風習があって、魚を幼児用語で「ぴっぴ」とよぶことから、ぴっぴ天バーガーというものが作られたようです。長女は前回のサイクリングでもぴっぴ天バーガーを食したらしく、至極ご満悦のようでしたが、おいらは臨席の大手不動産会社の社員話に耳が釘付けでした。
業界1,2の大企業でも人の管理というのは難しいんだ。あと、ドロドロした根回し工作っていうのも必要なんだなーというのを、純粋無垢にぴっぴ天バーガーを頬張る長女の笑顔を見ながら感じさせられたりしてました。
正午過ぎに自宅へ帰りましたが、昼食時に送っていたメールを見ていない奥さんはお昼からハンバーグという、豪華メニューを作っていたのですが、ぴっぴ天バーガーを食した長女とおいらはハンバーグを食べ損ないました。
だったら出掛ける前に昼食は自宅でって言っておけよなーーーと思ったのはおいらの心の叫びでした。